八百万の神様たち

無事に新年を迎えたい!! の願いが貧乏神を生み出した?!

花子ちゃん
花子ちゃん
ツケが日常だった江戸時代、清算期の年末を無事にすごせるかどうかは庶民の悩みの種でした。無事に新年を迎えたいという願いが、貧乏神を生み出したのかもしれません。

もてなしを福で返す 貧乏神

人を貧乏にする貧乏神…。
なぜこんな悪いものをもたらす存在が神様といわれていると思いますか?

貧乏神は、江戸時代ごろから人々の間で話題に上がるようになりました。なにをやっても貧しい家があれば、「あそこの家は貧乏神が棲んでいる」と囁き合っていたそうです。

東京都文京区にある太田神社では貧乏神を祀っていますが、同社の言い伝えによると、むかし、貧しい武士の夢に貧乏神があわられて、「今まで居心地の良い暮らしをさせてもたったので、毎月1日、15日、25日に赤飯と油揚げをお供えしてくれたら、福を授けよう」というので、お供えをしたところ、武士はたちまち大金持ちなったとか。

貧乏神とは、ただ貧乏にするのではなく、ちゃんとお祀りをすれば恩返しに福をもたらしてくれる、とても義理堅い神社なのです^^

貧乏神とうまく付き合う


宝くじ

ボーナス、クリスマスプレゼント、お年玉の予算など、年の瀬はなにかとお金の話題が多くいます。景気良く新年を迎えたいと誰もが願う年末だからこそ、貧乏神を大切にするチャンスです。

高額賞金に夢も膨らむ、宝くじには「運を天に任せる」という表現があるように、宝くじの最後の頼みはやはり神様。社名からして縁起の良い宝当神社(佐賀県唐津市)や御金神社(京都府京都市)が当選祈願の神様として人気です。

宝くじの起源は、江戸時代に社殿などの修繕費を調達するために発行された「富くじ」です。富くじを発行するには、江戸幕府の許可が必要で、「天下御免の富くじ」という意味合いから「御免富(ゴメントミ)」ともいわれていました。

やがて天保の改革によって富くじが禁止されると、明治、大正時代は発売されず、戦後に復活して「宝くじ」という名前もここで登場しました。

貧乏神としつけ

「憑りつかれると貧しくなる」という伝承のせいで、嫌われがちな貧乏神ですが、じつは、むかしから「しつけ」の役にやってきました。

座っているときに無意識に足を揺らす「貧乏ゆすり」もそのひとつ。
語源には諸説ありますが、体を揺らしていると貧乏ゆすに憑かれているとして江戸の町人たちはとても嫌ったといいます。

また「家の中で口笛を吹くと貧乏神を呼ぶ」「茶碗を箸で叩くと貧乏神が喜ぶ」「いろりの灰をイタズラすると貧乏神が湧き出る」など、貧乏神と禁忌にまつわる言い伝えは全国各地に残っています。

どれもがマナーや安全に関わることばかりです。きっと貧乏神は、家の繁栄のために悪役という「貧乏くじ」を引いてくれていたのですね^^

貧乏神の追い出し方

貧乏神は大きな火が大の苦手です。そのせいか、新潟県には生木を燃やして小豆を煮たり、兵庫県には大晦日に火を炊くとった貧乏神の追い出し方が伝わっています。

また、長野県松本市では、ワラでつくった馬や人形を「貧乏神まくり出せ! 風邪の神まくりだせ!」とはやしながら曳き歩き、最後に燃やしす「貧乏神送りと風邪の神送り」が受け継がれています。

解説くん
解説くん
今回の知っトクばなしは…
「家の邪気祓い★邪気寄せアイテム編です。
花子ちゃん
花子ちゃん
もしかして…
悲しい思い出の服…
保管していませんか?

家の中と同様に、クローゼットの中もお気に入りのモノだけを収納することが大切です。特に女性に多いのですが、「着る服がない」と言っている人ほど、クローゼットの中は着ていない服でいっぱいです。

気に入らない服やずっと着ていない服がぎゅうぎゅうに詰まったクローゼットは、もはや邪気の巣窟… そんな場所に保管している服が、新しい出会いや楽しい場所に連れて行ってくれるわけがありません。

気づいたときが邪気を一掃するチャンスです!! 捨てる基準がわからないという人は、次の項目をチェックしながら、クローゼットの中を整理していきましょう。

花子ちゃん
花子ちゃん

1. その服を着ても 気分が上がらない

2. もう2年以上、身に着けていない

3. 高価だからという理由で、捨てられない

4. 人からもらったけど、実は気に入ってない

5. その服を見ると 悲しいことを思い出す

いかがでしょうか? 当てはまるものは、処分するのが正解です。
「そのうち着る機会が訪れるかも…」と思っていても、クローゼットに保管している間に邪気が日々溜まってしまいます。

もちろん、パーティ用の服など、使用頻度が少なくても、確実に使う予定のあるもの、お気に入りのものであれば大丈夫。

身につけるたびに前向きな気持ちになる、気分が上がる服であれば、邪気がたまる心配はありません。

反対に、使用頻度が高くても「悲しい思い出が蘇るもの」は要注意です。

特に新しい恋がなかなか見つからない。好きな人ができても上手くいかないという人は、クローゼットの中に原因があるかもしれません。

失恋した時に着ていた服、けんか別れした彼に買ってもらったバックなどには、恐ろしいことにそのときの感情が邪気としてたまっています。

同様に就職活動がうまくいかなかったときに着ていたスーツや、プレゼンで大きな失敗をしたときに着ていたジャケットなどにも仕事運をダウンさせる邪気が宿っています。

見るだけで、その時の辛い気持ちが蘇る、胸が苦しくなるようなものは邪気寄せアイテムなので、たとえデザインが気に入っていても、潔く処分するか、どうしても気に入っているなら自然塩を振りかけて浄化するようにしましょう。

解説くん
解説くん
服の断捨離で新たな福を呼び込む ハイー!!