神社仏閣のあれこれ

★縁って何?!★これは知っておきたい、幸せになるためのルール!!

自分に合った相手が「いい縁」

この世のすべてのことには原因と結果があり、良くない原因からは悪い結果が生まれ、原因が良ければいい結果が生まれます。

仏教には「因果応報」という言葉があって、すべての結果には原因があるという意味ですが、例えば、キレイな花を咲かせるために庭に花の種をまいたとします。でも、種が良くなければ芽もでず、花も咲きません。

あなたがステキな恋をして結婚し、いい家庭を作ろうと夢見ても、一緒になってから彼の隠れた暴力的な性格がわかったら悲劇です。花が咲かなかった原因は彼の性格と、あなたの見る目のなさにあります。

あなたはたくさんの縁の中から、なぜか良くない縁を結んでしまいました。しかし、もし彼があなた以外の別の女性と出会い、その人が彼をリードして暴力的な性格を直すような強い女性で、そのことに生きがいを感じるタイプだったら、二人にはいい縁ということになります。

ですから、「いい縁」も「悪い縁」も結局は、自分に合っているか合っていないかということです。

『蓼食う虫も好きずき』という、男女の関係を表している言葉がある通り、人を好きになる気持ちはデリケートで算数の答えのようにはいかないものです。美しい花を咲かせるためには、自分に合った縁を選ぶことが大切です^^

いい縁と悪縁は表裏一体

人間関係を言い表した言葉に、『袖すり合うも他生の縁』というものがあります。「人は他人とのつながりの中で生きているのだから、どんな出会いも大事にしなければならない」という意味ですが、私たちは「つながり」の中で生きていることを教えてくれています。

「蛇口をひねれば水が出る」「駅に行けば電車が来る」「お金を払えば物が買える」という結果だけを見ずに、その間にある無数の縁(おかげさま)に感謝することが大切です。

しかし、たくさんの縁の中には自分に合ういい縁も、合わない悪い縁もあります。そんなとき、悪縁を思い切って捨てなければいい縁は訪れません。せっかく結んだ縁を切るのは後ろ向きと思われがちですが、未練を残していつまでも悪い縁にしがみついていると、不幸になる場合もあります。

その意味で「悪縁と、いい縁」は表と裏の関係にあって、決して別々のものではありまえん。人の幸せの多くは縁によって決まるものです。いつも笑顔の人と付き合えば楽しくなり、賢い人からは多くのことを学べます。友人の多い人なら、自分にとってプラスになる人も紹介してもらえることもあります。

しかし、不満だらけの人だと自分の気持ちも暗くなり、悪癖が染みついている相手だと、こちらの運気も下がってしまいます。自分に良くない縁は迷わず切る。その強い覚悟が、いい縁を得るための第一歩です。

仏教では「捨てて得る」、つまり執着を捨てることで苦しみから逃れ、もっと大きな幸せを得ることができる…という教えがあるそうです。「放てば手に満てり」という禅語もあり、八方ふさがりになったときは、手放すことで気持ちが楽になり、それまで見えなかったものが見えてくると教えています。

切るときはバッサリと!!

悪縁を切るーーとひとことで言っても、悪い縁には「自分と他人との関係」と、「自分自身の問題」があります。両方とも「心の問題」ですが、他人との関係の方は、自分の努力だけでは解決できない場合もあります。

他人との関係に悩んだときは、友人だったら付き合わなければいいのですが、恋人や家族、職場の人だと縁を切るのは簡単ではありません。そして、一度切ってしまった縁を修復するのは大変です。

縁を切ったあとで後悔することもあります。一時の怒りや勢いで、あっさりとそれまでのつながりを切るのではなく、相手を少し距離をとり、時間にまかせるのがベスト。

そして、大事なことは、縁切りを決めたら、自分の心の中から相手へのすべての感情を消すことです。いくら寺社で神仏に縁切りを祈願し決意しても、その後も相手への想いや恨みの気持ちが少しでも残っていれば、本当に縁を切ったことにはなりません。

言い方を変えれば、縁切りとは相手の名前さえ忘れること。自分の心の中から、相手のすべての記憶をバッサリと消すこと!